平気な顔して生きているだけだ。「どうして平気な顔して生きていられるの」と聞かれたけれど、乱さずに頑張っているだけだ。平気なわけじゃないけど、平気な振りをしているだけだ。毎日顔をつきあわせるたびに罵声を浴びせているし、罵声を浴びせられているけれど、それも仕方のないことなのだ。毎日、毎日、毎日。死ねというし、殺すといわれるし、おまえのせいだと言われるしおまえがきえろと罵っている。それでも毎日生きているだけだ。平気なふりをしているだけだけど、ふりができなくなるほどの、辛さでもない、っていうことなんだろう。それが自分のなかでどれくらいの割合を占めているかなんだとおもう。それが9割を占めれば大変だし辛いし死にたいけど、4割くらいなら平気。でも平気な顔しているだけだ。でも平気な顔できるくらい、平気なんだ