2012-01-01から1年間の記事一覧

エマノンノン

ミドリちゃんとユカリくんってなまえはかわいいし ミチルくんとツキコちゃんってなまえもかわいいし こまこちゃんにあやこちゃんってなまえもすてきだし なつこにふゆこにはるこにあきこはもうそれだけで文学的!

だれかのせい

見せかけの可能性と選択肢の多様さで、考えなくていいリスクを考える必要と、しなくてもいい努力と後悔を繰り返してしまう それなのに選択の仕方を教えてくれなかった

古本屋

この間出かけた時少し時間が余っていたので通りをプラプラと歩いていたところ、古本屋があったので時間をつぶそうと店に近づくと、軒先に、カートにつまれた古いビデオやいくつかのダンボールが並んでいた。そのダンボールのなかに無造作に、20冊くらいで…

自分勝手な人や自分の感情を押し付ける人はやっぱりいて、そういう人は自分の嫌悪感や不快感を周りの空気なんかおかまいなしにあらわしたり人にぶっつけたりする。そういう人に嫌な事されたり傷つけられたり当たられたりしたとき、きちんと自分が我慢して黙…

それでこうして やさしい人を おろおろと探しているんです ――中島みゆき「本日、未熟者」

初恋の人

私は「初恋の人」だ 思い出の中でだけきれいな不可触の恋 不完全な想いはかたちにはならないまま きれいな笑顔で私の心をすべりおちていく あなたの心の中にある唯一の不可侵な清浄の部屋に 閉じ込めて鑑賞するだけの恋 私の肉体を無視した実らない恋

キャンディハイウェイ 甘いマシンガン

先週ラジオでながれてたこれすきだなーハンバートハンバートのおなじ話がすきだっていったうえでこれもすきっていったら、あ〜っていわれそう

しなやかにきたえられた男の人たちのセクシーなダンス、そしてピンヒール!最近ドラァグクイーンにはまっていた私に、ごつい足にピンヒールっていいなっておもっていたわたしにまことにタイムリーな話題でした

それは誰にでもおこることで誰でも考えることでよくあるできごとなのかもしれないけれど、その事実は私にとって初めての、一つの事件なんだよ。ありきたりな答えに当たり前に悩んで単純に消化した上でたどり着いたのだとしても、経験と実感を伴った事実であ…

つまさきから秋になる

パンドラの匣をみてから染谷将太くんのいろっぽさにうちぬかれています。それ以外のはみてないんですけど、あの時代の口調とか丁寧で皮肉っぽい言い回しが好きだと思いました。 ところで最近ドラァグクイーンの画像を見ていたりするんですが、男の人が真っ赤…

始発電車

リスペクトーのインスパイヤーのオマージュのサンプリングという名の

なつといっしょにおわるはなし

わたし庇護欲掻き立てられる女の子になりたかった うえからおしつぶすみたいにぎゅうっとされる女の子になりたかった わたしの思考なんかおしつぶして言葉なんかさえぎってぎゅうってされたかった わたしの、ひとりでたってるところに、すりよるみたいなの …

おしつけのポジティブなんかいらないよ。なんでもない毎日にしあわせなんかないよ。「あなたと同じ悩みをかかえるひとはたくさんいる。あなただけじゃない。ひとりでかかえこまないで。」 という言葉に絶望に叩きつけられるし羞恥の感情とみじめさで自分の心…

夏子は自分がいくら心を砕こうとも、理解のされない事実のあることを知っていた。自分の愛情や親切が通じることがない事実の存在することを知っていた。諦観という言葉を知る前に、彼女はいくつもの事実に対して諦めていた。

家がいやなら家を出ればいい、親がいやなら親を捨てればいい、なんて、そんな簡単なものじゃないから苦しいのに。

へやのはなし

日記を読むのと同じくらい、人の部屋を見るのも好き。特にその人の本棚なんか、その人の脳みそを覗いてるみたい。自分の本棚をみられるのは、恥しい。生活感があって、すこしごちゃついているのにひとつひとつにその人なりの嗜好があって、なんとなく統一感…

映画の中のじんぶつがきらきら輝くのは、一貫したストーリーの中で生きているから。いくつもの映画の、だいすきなシーンだけをつぎはぎしても、輝かない。たったひとつだけだからひびく。 でもこわい。ひとつのストーリーだけなんてこわい。ひとつもかがやく…

絢子

絢子はいわゆる、地味でおとなしい少女だった。悩みは量が多くてかたい髪の毛と、極度のアガリ症であることで、人とのかかわりがあまり得意ではなく、自分の思ったことを相手に上手に伝えることができなかった。絢子は自分が嘲笑の対象になることにも甘んじ…

いけすかない女がいるのよね。たいして可愛くもないのになんでだかいつもどこかしら男の影をにおわせて、友達もそれなりにいて、趣味のカフェ巡りも充実して、仕事はそれなりにお堅い銀行の事務員で、休日は同期のみんなでのんで、食べて、遊んで、自分のこ…

彼女のだいじなふしあわせ

彼女は、ふしあわせさに縋るようにして毎日を過ごすように見えた。日常的に起こる些細なできごと、ごくありがちなふしあわせさをも、彼女は自身のふしあわせさの糧にした。事実、彼女はあまり運のいい人間でもなかった。ごくありがちなふしあわせな出来事で…

23

誰かの日常を覗くことが好きだ。それは昔からの性癖といえるかな。インターネットを始めてから、ずっと誰かの日記を読むのがすきだった。ことばをかくときも、誰かの日常に仮託したものでしかなかったかもしれない。自分に起きることのないものとしてみてい…

すいかのおもい

君が僕を一番好きじゃなくっても、僕が君を一番好きだからいいんだ。 誰も僕を愛さなくても、僕は愛しているからいいんだ。 僕が死んだとき誰も悲しまなくっても、僕は彼が死んだとき心から悲しんだからいいんだ。 誰も僕を忘れてしまっても、僕は忘れないか…

アウトプットのはなし

自分に都合のいいきこえのいい言葉にじぶんをあてはめてばかりいるから自分自身を表現する技術が身につかないんだよ。確かに言ってることは同じでも、自分自身の実感を伴わない言葉はうわすべりするばかりで、中身の浅さを露呈するだけだよ自己主張も自己表…

みせかたのはなし

あけすけなものよりもかくされるほうが魅力があるし感情が剥き出しである純粋で天真爛漫な女の子の下品さったらない 底の浅さが同じでも、はじめから底がみえるよりも、みえないほうがいい。 見えない部分への期待がこわかった、期待に応えられない浅薄な自…

ぽいすてのはなし

平気でその辺にものを捨てたりゴミおきっぱなしにしたりものを盗ったりするひとの道徳観ヤバイそういうひとって事故現場の写真とかふつうにとってついったーとかで事故なうとかつぶやいてそう。一切関わりたくないし死ねって思う 大学の教室で後ろの方の席に…

嫌なはなし

私が初めて人を見下したのが中1のときだったんだけど、教室で昼休みにある男と女と私の3人でしゃべってふざけてて、そのふたりが男女の制服をとっかえっこした。その後掃除の時間になったから私は校舎移動して、掃除おわって戻ったら、担任に呼ばれた。 呼…

煙草のはなし

喫煙者が嫌いなわけじゃないしむしろ煙草吸ってんのかっこいいと思うし仕事がうまくいかないときとか煙草吸って心を落ち着けるのはいいと思うけどそれをコントロールできなくて「煙草すいてえ」とかいって煙草吸えなくてイライラするようなのはだせえと思う …

「弱音をなかなかみせられない私」と「たまにしか弱音を吐かない私」と「あなたにしか弱音をみせられない私」と「普段の明るさのギャップのある私」と「だした弱音もほんの少しで気丈にふるまう私」をすべて演出しているのでそれらを全部くみとってほしいん…