2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
それは誰にでもおこることで誰でも考えることでよくあるできごとなのかもしれないけれど、その事実は私にとって初めての、一つの事件なんだよ。ありきたりな答えに当たり前に悩んで単純に消化した上でたどり着いたのだとしても、経験と実感を伴った事実であ…
つまさきから秋になる
パンドラの匣をみてから染谷将太くんのいろっぽさにうちぬかれています。それ以外のはみてないんですけど、あの時代の口調とか丁寧で皮肉っぽい言い回しが好きだと思いました。 ところで最近ドラァグクイーンの画像を見ていたりするんですが、男の人が真っ赤…
リスペクトーのインスパイヤーのオマージュのサンプリングという名の
わたし庇護欲掻き立てられる女の子になりたかった うえからおしつぶすみたいにぎゅうっとされる女の子になりたかった わたしの思考なんかおしつぶして言葉なんかさえぎってぎゅうってされたかった わたしの、ひとりでたってるところに、すりよるみたいなの …
おしつけのポジティブなんかいらないよ。なんでもない毎日にしあわせなんかないよ。「あなたと同じ悩みをかかえるひとはたくさんいる。あなただけじゃない。ひとりでかかえこまないで。」 という言葉に絶望に叩きつけられるし羞恥の感情とみじめさで自分の心…
夏子は自分がいくら心を砕こうとも、理解のされない事実のあることを知っていた。自分の愛情や親切が通じることがない事実の存在することを知っていた。諦観という言葉を知る前に、彼女はいくつもの事実に対して諦めていた。