2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

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「せかいをじぶんひとりでかんけつさせているみたいだ」スーパーで閉店間際にやすくなったもやしを9円でかっていただけなのに。ばからしい、やすく野菜を買って、自分のためにていねいにごはんをつくって、健康的な生活をいとなんで、それが「むなしくなら…

萩尾望都原画展

萩尾望都のかく絵の、まゆと瞳とくちびると、ゆびさきがたまんねーなーっておもいました。感想ってにがてです、とにかく、え、これ、かいたの?ってかんじ。絵って、もう完成したものでしかみないから、「描いた」っていうのがわからない。それはさいしょっ…

両羽だっていい きみにあげる ぼくはいらない 

さいきん文章みたいのを、かいたりしてみて、そしたらたくさんのスターをありがとうございました!なんだか応援をしてもらったきもちで、作家でもないのに、文章をつくることにわくわくしてしまいました!とてもうれしかったです…自分のつくったものを誰かに…

あおひげ

あせたクリイム色のハンカチを、かあさまがなげいていらしたことわたし、しっていたので、裏の倉庫にいらしたじいさまにいって、そめこをいただいてきた。じいさまはちいさなおなべを用意してくれて、さらにはちいさなかまどのようなものをかまえてくだすっ…

だれかのためじゃないといきてちゃいけないの?

傘がない

きのう学校の帰りに図書館で勉強してたら傘をとられました。むかむかして誰かの傘使っちゃおうかとおもったけど、このむかむか連鎖を私でとめてやろう!とそのまま帰りました。ビニール傘だったけど、雨ふってるんだよ?その傘、誰かが使うんだよ?もう…って…

文学フリマいちどいってみたいです。春あるのいってみたいなー。もちろんみるがわです。わたしもちゃんと文章かいてみたい。なんかいっつもまばらだからな、ちゃんとひとつのはなしをつくってみたいな、なんか。ちゃんと。映画も結局とらなかったし。わたし…

問答

でも先生、ぼくはもっと彼のことをしりたいんだ これは愛なんて、そんな高潔なものじゃない 誰をおもうでもない利己的で傲慢な僕自身。ねえ先生、いままで僕にとっての愛は母からもらうやさしいキスでした でも違う 愛はもっと広大なのでしょう。 雨上がりの…

寄宿舎

ねむれないのかい。彼の声は、たしかに僕の耳にとどいた。しかし、ホントウにそれは声だったのか、僕の幻聴なのかとかわからなくなって、息をできるだけしないようにして、目をあけてだまっていた。そうしていると、隣のベッドのシルエットがむくりとおきあ…

prologue

口内炎

月が明かるかったので、くもがはっきりしていてきれいでした。なんかこわいなーっておもいながら。きゅけつきとかでそう。舌先にできた口内炎がひりひりいたくて、ぎゅっと唾液をのみこんでみるともう、すごいいたくって涙でた。粘膜の傷ってなおりにくいし…