なんてみにくい…
醜いアンド見にくい
強風ってきらい!(でも、なまあったかくて、夏のにおいがするからときめく)
満員電車だいっきらい!(でも、おばあちゃんと席代わった時、ありがとねってひざをポンポンされたときうれしかった)
授業中ずーっとしゃべってて、うるさい!(でも私が最近イライラしちゃうこと、きづかってくれて、心配してくれた)
ここんとこずーっとイライラしてて、わたし、ゆいいつかんような、「いいこ」であることがとりえみたいなとこあったのに、すぐイライラしちゃって、もうなんもない、って。
「あいつほんとかっこよくないよね」
「どうしてそうゆうこというの?いいひとじゃん!」
「いいひとだよ。かっこよくないやつはいいひとなんだよ。それいがいなくない。」
だってさァ、びじんは辛辣だよ。いらいらしちゃう。ぶさいくはいいこであることいがい、かちないの うるさいなあ。わたしだっていらいらするよ。ゆるせないよ。やめてよ。きぶんわるいよ。なんでもゆるせるのに。ゆるせたのに。でもわたしのかんようさって、やさしさとかそういうんじゃない。いいひとにみられたいっていうのがぜんていにある。でも、もっとどっか、あきらめみたいのがある。どうでもいいや、っていうことば、むかつくよ。でも、どうでもいいわけじゃないのに、あきらめている。けっきょくこたえはじぶんのなかにあるから、出口はないから、そのかんがえはもう、じゅうぶんしたから。あきらめているから、なんでもゆるせる。ゆるせたあ。
でも!さいきん!いらいらする!せいりおわってからも、ずっと、ずうっといらいらする。ねむい。つかれたあ。電車すきだったけど、嫌い。イライラがでんせんしていく。ずうずうしい。ぶつかんないでよ。いたい。くさい。つかれた。すわりたいよ。なんでいつも混んでるの。つかれた。うわ、わたし、すごいつかれたかおしている。しかも、いらいらしてて、不機嫌そう。ちょっと鞄あたってて、こんなつかれた、ふきげんなかおでふりむいたら、いやなきぶんになるよね。すごいぶさいく。ひととしても。ねえ、みにくいみためでも、こころくらいはきれいでいたいよ。なんでこんなにいらいらするの。泣きたい。かるはずみな男の子にも、おしゃべりな女の子にも、無関心な他人にも、マナーのわるいおじさんにも、おかまいなしのおばさんにも、無敵な女子高生にも、いやなお客さんにも、ひとをこばかにした先生にも、終わらない課題にも、働くことも、わたしをいらつかせるよ。こころのゆとりはどこいったの?すりきれて、ぺらぺらだよ。こころのあつみなんかどこにもないよ。
そんなふうな、かえりみち、かえるのなきごえきいて、欠けた月をみあげて、なみだがにじめば、こころがおちついたじゃん。なんか、あしたからも、がんばろうって、なったじゃん。かえりみち、誰かと電話して、元気でたじゃん。でもいまは、電話をする暇はないし、音楽きくやつどっかいっちゃったし、電話かけても出ないし、お金ないし、たんぼにはった水はくさいし、雨が降ったね。そういえば、かえるがげんきで、げこげこ、ないてた。なつだあって、おもいなおそうとしたら、はれつしたかえるがめについた。うわあ!って、びっくりしてよけて、きもちわるくなって、なまぬるいかぜは肌をべだつかせて、からだはずっしりおもくなった。バイトして、時間はなくなって、そしてあそんで、なんかたべて、お金はなくなるよ。ねえ。ずっと、いらいらしてるんだ。
親友にも、恋人にも、家族にも、すべてをさらけだすなんてできないんでしょう?わたしのこの、いらいらを、ぶつけて、「うけとめてほしい!」なんて、おもったことはないよ。感情をぶつけるなんて、どうしてできるの。全部じゃないでしょ?ぜんぶじゃなくったって、うそじゃないんだよ。このいらいらをだれかにぶつけてしまったらわたしは自己嫌悪からぬけだせないし。ぶつけるつもりなんかないよ、でもね、ただ泣きたいんだ。なんにもいわないで、泣きたい。すがりつきたい。だきしめてほしい。いや、やっぱあるていど、なんか言って。「きょうの電車でぶつかられて、にらまれて、いやになったんだようおうおう」って、泣きたい。うわーああって、泣きたい。頭をなでてほしいわけじゃないよ。ただぎゅうって、だきしめてほしい。ああ、べたつくはだがいやだ、おふろはいりたい。やせたい。からだおもい。おもい。おもい。なんにもゆるせない。かわいいこがうざい。口が汚い。わたし、ことばがきたない。言葉を学んでいるのに。きたないにほんごを、つかうと、どんどんきたなくなる。くちがきたない。くちもとがきたない。きたない。ねえ。うつくしいにほんご!はつおん。かつぜつ。
ごめんなさい。
いらいらをぶつけてごめんね
なんもかんけいなのに
はやくねたほうがいいかも