私あの時しんどいたらよかったのに、かわいそうで不幸なままでうつくしく死ねたのに、生きちゃったの、幸せになりたかったの、幸せになろうとしちゃいけないの?幸せになろうとするとみじめになるの。美しくない、んじゃないの。ださい。ださいの。どうしよ…
Aは18歳で妊娠して結婚して子どもを産んだ。相手は2つ上の先輩で、高校を中退して塗装業についていた。絵にかいたような夫婦だった。Aは21歳で離婚した。そうしてすぐに年下の彼氏をつくった。HPをつくって子供とのプリクラをあげた。ご飯を作った写真をあげ…
紙子はいつでも手の届くところにあるものだけで生きていけるのだと恰好を付けて笑ってはみるものの、本当はそんなことは無理だと言う事がきちんとわかっていた。お財布と携帯電話とマスカラとコンタクトレンズがあれば、どこにでもいけると思って生きていく…
ネット環境が落ち着きました。人生について考えていきます。先月24歳になってしまいました。
美人の女の子の名前はりえ子 みどりちゃんはあんまりきれいじゃない きらいなこのなまえはミキ カゲオ先輩のことは好きで かんちゃんとはいいともだち
恋愛に向けるエネルギーを私は文章にして吐き出し過ぎてしまったのかもしれない
君は私のことめんどくさくなくていいっていったけど私は誰かのめんどくさいひとになりたかったんだよ
いつかわかってくれる、いつかむくわれる、ちゃんと誠意をもって接すればなにかがかわる、わかってくれるひとがいる、みていてくれる、むだになることはない、なにかしらになる、なにかがかわる、いつかわかってくれる、いちから説明すれば、わかってくれる…
冬は感傷に浸るに適した季節だ。涙から湯気が立ちのぼるのを見るだけでなんだかドラマのワンシーンのようだ。マフラーに鼻までうずめてぼろぼろ泣いている自分にすこし笑いがこみあげる。湯気が立ちのぼる熱い涙が頬の上で外気に触れて急激に冷たくなった。…
完結です。
以前文学フリマで出した小説です。
パソコンを修理に出していてやっと戻ってきました。喪中でしたのでご挨拶は控えさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 環境がほんの少し変わりました。 家族もあいかわらずで、友達も相変わらずで、私も相変わらず彼氏はいません笑
ミドリちゃんとユカリくんってなまえはかわいいし ミチルくんとツキコちゃんってなまえもかわいいし こまこちゃんにあやこちゃんってなまえもすてきだし なつこにふゆこにはるこにあきこはもうそれだけで文学的!
見せかけの可能性と選択肢の多様さで、考えなくていいリスクを考える必要と、しなくてもいい努力と後悔を繰り返してしまう それなのに選択の仕方を教えてくれなかった
この間出かけた時少し時間が余っていたので通りをプラプラと歩いていたところ、古本屋があったので時間をつぶそうと店に近づくと、軒先に、カートにつまれた古いビデオやいくつかのダンボールが並んでいた。そのダンボールのなかに無造作に、20冊くらいで…
自分勝手な人や自分の感情を押し付ける人はやっぱりいて、そういう人は自分の嫌悪感や不快感を周りの空気なんかおかまいなしにあらわしたり人にぶっつけたりする。そういう人に嫌な事されたり傷つけられたり当たられたりしたとき、きちんと自分が我慢して黙…
それでこうして やさしい人を おろおろと探しているんです ――中島みゆき「本日、未熟者」
私は「初恋の人」だ 思い出の中でだけきれいな不可触の恋 不完全な想いはかたちにはならないまま きれいな笑顔で私の心をすべりおちていく あなたの心の中にある唯一の不可侵な清浄の部屋に 閉じ込めて鑑賞するだけの恋 私の肉体を無視した実らない恋
先週ラジオでながれてたこれすきだなーハンバートハンバートのおなじ話がすきだっていったうえでこれもすきっていったら、あ〜っていわれそう
しなやかにきたえられた男の人たちのセクシーなダンス、そしてピンヒール!最近ドラァグクイーンにはまっていた私に、ごつい足にピンヒールっていいなっておもっていたわたしにまことにタイムリーな話題でした
それは誰にでもおこることで誰でも考えることでよくあるできごとなのかもしれないけれど、その事実は私にとって初めての、一つの事件なんだよ。ありきたりな答えに当たり前に悩んで単純に消化した上でたどり着いたのだとしても、経験と実感を伴った事実であ…
つまさきから秋になる
パンドラの匣をみてから染谷将太くんのいろっぽさにうちぬかれています。それ以外のはみてないんですけど、あの時代の口調とか丁寧で皮肉っぽい言い回しが好きだと思いました。 ところで最近ドラァグクイーンの画像を見ていたりするんですが、男の人が真っ赤…
リスペクトーのインスパイヤーのオマージュのサンプリングという名の
わたし庇護欲掻き立てられる女の子になりたかった うえからおしつぶすみたいにぎゅうっとされる女の子になりたかった わたしの思考なんかおしつぶして言葉なんかさえぎってぎゅうってされたかった わたしの、ひとりでたってるところに、すりよるみたいなの …
おしつけのポジティブなんかいらないよ。なんでもない毎日にしあわせなんかないよ。「あなたと同じ悩みをかかえるひとはたくさんいる。あなただけじゃない。ひとりでかかえこまないで。」 という言葉に絶望に叩きつけられるし羞恥の感情とみじめさで自分の心…
夏子は自分がいくら心を砕こうとも、理解のされない事実のあることを知っていた。自分の愛情や親切が通じることがない事実の存在することを知っていた。諦観という言葉を知る前に、彼女はいくつもの事実に対して諦めていた。
家がいやなら家を出ればいい、親がいやなら親を捨てればいい、なんて、そんな簡単なものじゃないから苦しいのに。
日記を読むのと同じくらい、人の部屋を見るのも好き。特にその人の本棚なんか、その人の脳みそを覗いてるみたい。自分の本棚をみられるのは、恥しい。生活感があって、すこしごちゃついているのにひとつひとつにその人なりの嗜好があって、なんとなく統一感…